よくある質問|浦和美園、東川口の内科・糖尿病内科・循環器内科|しみずクリニックふさ

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よくある質問

Q1.糖尿病になぜなるのでしょうか?

両親からの遺伝でインスリンがもともと出にくい体質をもつ先天的条件と、運動不足やカロリー・脂肪の過剰な摂取などの生活習慣の結果インスリンの働きが悪くなる後天的条件が組み合わさって発症します。


Q2.糖尿病は治りますか?

残念ながら現在の医学レベルでは糖尿病を治すことはできません。
しかし、食事と運動の基本を守って、必要に応じ飲み薬やインスリン注射の助けを借りて、良い状態に保たれていれば健康な人と同じように日常生活を送ることができます。
又、それにより血糖を正常域に近づければ合併症を防ぐことができます。


Q3.親が糖尿病なら子供は糖尿病になりますか?

ご家族や親類に糖尿病の方がいる場合、糖尿病になりやすい可能性はあります。
しかしそのような方すべてが糖尿病を発症するわけではありません。
運動不足や肥満などがあると、糖尿病になる確率はご家族に糖尿病の方がいない方に比べ高くなります。
定期的に運動をする習慣をつけ、肥満にならないように気をつければ、糖尿病を発症する確率はかなり低下します。


Q4.ヘモグロビンA1cとは何ですか?

血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結びついてヘモグロビンA1cができます。
血糖値が高いと、それに並行してヘモグロビンA1cも高くなります。
通常の血糖検査と異なり、食事や運動の影響を受けず、採血から振り返って1-2ヶ月間の全体の血糖コントロール状態を反映します。
糖尿病の合併症を防止できる目安としては、ヘモグロビンA1c(NGSP)値が6.9%未満が望まれます。


Q5.なぜ食事療法をしなければならないのですか?

糖尿病の患者様の場合、インスリンの作用不足の大きな原因の一つに「内臓脂肪から出るホルモン」がインスリンの効果を打ち消してしまうということがあります。
このため、なるべく内臓脂肪を貯めない、つまり痩せることが多くの場合必要となるからです。
またカロリーを減らす際に極端な偏食をすると身体にとって良くないので、基本的なバランスに関する知識が必要となります。


Q6.インスリンは一度注射すると一生止められないのですか?

それまで飲み薬で血糖が下がっていたのに効かなくなった等の理由でインスリンに切り替えを勧められる場合、高血糖の持続によって一時的に膵臓が疲労していることが多く、その場合、早くインスリン注射でインスリンを補ってあげることで膵臓の疲労がそれだけ早く回復します。
つまり、インスリンを中止できる可能性は、注射を始めるのが早いほどその可能性が高くなる、と言えます。



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